ダイエットの方法は大きく分けて2種類の方法がある。
糖質制限と脂質制限
最近は糖質制限する人も増えてきてるが、まだまだ脂質制限をしてる人も多い。それは脂質の方がカロリーが高いので効率よくダイエットが出来ると信じられてるから。ボディメイクのプロであるボディビルダーも大会前は脂質を取らないようにするので、脂肪を取らない事によるダイエット効果は確かにある。
でもその反面、脂質を制限する事によるマイナス面もあると思う。その最大の副作用が脂質を絞り過ぎると肌にハリがなくなり、老けて見えるという事。今回は脂質を絞り過ぎると老けちゃうよという話です。
筋肉の筋や血管が浮き上がる
脂肪を取らないと肌のハリが失われる
筋肉の筋や血管が浮き上がると老けて見える
まず何故ボディビルダーは脂肪を極限まで落とすのか? それは筋肉の形をハッキリと見せるためでる。要は筋肉の筋をハッキリさせること。そのために皮膚の下の皮下脂肪を落としていく。
でも筋張っていて血管が目立つというのは老人の肌に似てるともいえる。お年寄りが何故痩せていくかというと、「低栄養」といって、食べなくなることによりエネルギーやたんぱく質が不足し、健康な体を維持するために必要な栄養素が足りない状態になるから。
過度なダイエットは、この状態を意図的に作り出してるのに近い。
タンパク質はプロテインで補うにしても、エネルギー=脂質を減らし過ぎると結果として「低栄養」と同じ症状が体の変化として現れるのは納得いくところではなかろうか
ボディビルダーは太いからいいけど、細くてゴツゴツしてると、あまり若々しいという感じはしない、細くてスジばちゃうと老けて見えるのは事実である。
脂肪を取らないと肌のハリが失われる
次に脂肪を落とし過ぎた時の肌質の変化について。若い肌はみずみずしいのは肌の中に大量の水分を含んでるから。しかしこの肌の中の水分、どんどん抜けていくらしい。
それを防いでるのが油分
ようは脂肪がないと水分が抜けていき肌がカサカサになるという訳です。肌にハリがあるというのは、つまるところ肌に多くの水分を含んでる状態なので、肌のハリが失われる=肌の水分が抜けてるという状態が一番老けて見られる。
皮膚の水分を抜いていくと皮膚がシワシワになっていく。これは物は水分が抜けるとその分縮むからです。この縮むという現象が肌のツヤツヤ感やすべすべ感をなくしてる原因である。

脂肪を極限まで抜いたボディービルダーの写真を見ると、よくわかる。
筋肉のスジが目立つのと同時にシワもより易いのがわかる。
水分と油分が抜ける事によって、肌の柔軟性が失われるのが原因だと思われる。
基本的に人間の体は、多少脂肪があった方がセクシーに見えると思う。ボディビルのようにどうゆう体を目指すのか?それによって、どれだけ脂を落とすのかが決まる。でもその代償として肌質感が犠牲になるのは紛れもない事実です。
今回の奥義
その他に脂は体の潤滑油になる。油分で関節がスムーズンに動き、関節痛を抑えてくれてる。四十肩は関節のコラーゲンや油分が減少する事により、骨と骨がぶつかって削れちゃう症状らしい。ただこれは賛否両論あり、脂肪を取り過ぎると体重が増えて逆に関節、特に膝関節を痛める可能性もある。何事もほどほどに
その他の影響として、脂質と共に吸収される脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)が吸収されにくくなり、その結果ビタミン不足になる。その中でビタミンDとKが骨やカルシュウムに関係してる成分で、
ビタミンEが抗酸化作用、老化防止に効果がある
などなどいろいろあるが、そのような科学的な根拠とは別に、本能的に体に油分が適度にある方が体がスムーズに動く気がする。「よっこらしょ」と言いながら動くよりも、サッと動けた方が若々しい感じがするよね(笑)